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ごあいさつ

  • 温泉・旅のガイドブック「外戸本(がいどぼん)」の編集長をしていた経験を活かし、九州・山口県の温泉を楽しむWebマガジン「温泉Stay」を立ち上げ、温泉宿とともに紹介しています。

仕事紹介

  • ・旅館のネット集客の作業代行
    ・ホームページや印刷物、TVCM制作等
    ・取材・撮影・ライティング
    ・九州温泉ウェブマガジン「温泉STAY」編集長
    ・飲食店「cafe de BoCCo」「つやざき漁港食堂 空と海」を経営

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2016年4月 4日 (月)

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 久しぶりに関門海峡を渡った。

少し遠回りだが、こよなく海を愛する男としては国道191号線を北上する。信号も少なく、日本海を眺めながらの爽快なドライブルートだ。シュールな風貌の川棚温泉駅から右折し到着したのは「川棚温泉グランドホテル」。

_mg_5858こちらは創業がいつなのか定かではなく、はっきりと記録が残っているのは明治元年からだというほどの歴史を持つ老舗中の老舗。そんな歴史ある宿だが、その150年の間、随時進化を遂げ、その時々のニーズを取り入れて改装もしているので、意外に新鮮な気分にさせてくれるのだ。

_egg2510さて、今日はこちらに泊まることに。今宵のお部屋は “臥龍梅”。大浴場や貸し切り風呂を横目に段差のない回廊をすすみ、梅の花がちらほら咲きつつある“臥龍梅”ゾーンへ入場。客室内もバリアフリーで床暖房つき、そして温泉も。ここで夕食をとることもできるため大きめのダイニングテーブルが存在感を出している。

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ひとしきり、客室のチェックも終わり、大浴場「山頭火」へ向かうことにする。

いつものごとく、内湯の浴槽でかけ湯をし、露天風呂へと突き進む。幸運にも貸し切り状態。ゆっくりと奥の角地に腰を下ろす。ふ~っ。おもむろに顔を上げると、秋のような真っ青な空が広がっている。冷えた空気に頬をなでられ、優しげな温泉に包まれる。野鳥が木の枝を渡りながら口ずさんでいる鳴き声がなんとも耳に心地よい。モノトーンの浴場内の白壁には約100日間も滞在した種田山頭火が書いた300もの俳句のなかの一部がレイアウトされている。「涌いてあふれる中にねている」とは自身が終の住処を願ったほど気に入った川棚の自然を詠んだとか。

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そろそろ食事処へ向かおう。火照った体で味わう夕食は、下関の山海の豪華な幸が使われた、盛り付けも美麗な会席料理。和食の真髄であるダシや味付けが絶妙で、うまい。珠玉の夕食時間が過ぎ去るのを早く感じるのは致し方あるまい。

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しばし休憩後、極上の温泉に満たされた客室の半露天風呂を何度も堪能したのは言うまでもない。

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150年という歳月で培ったもの、そして時代に合わせて進化してきたもの、さらに、当時と変わらない自然美とのマッチング、今尚、盛業である老舗力を垣間見た一夜であった。

 

山口県下関市豊浦町川棚温泉 電話083(774)1111

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